なぜか病みつきになる。『うじとうえだ』に感じる『どうでしょう』バイブス

やはり人間は素直が一番!自由に生きるが至上!くだらねーなと笑みが浮かぶ──そんな“水曜どうでしょう系癒やし”エンタメ

by 邑山 • Last update:2025/10/5 Youtube エンタメ バラエティ
うじとうえだ イラスト

Youtube

今、ダントツでオススメの『うじとうえだ』にレッツゲリィ!

なんでこんなに見ちゃうんだろう?という中毒性

YouTubeチャンネル『うじとうえだ』は、派手さも脚本もない。なのに、気づいたら再生ボタンをもう一度押してしまう──そんなじわじわと効いてくる中毒性がある。

主な登場人物は三人。
氏原サカモト、そしてカメラの向こう側から全体を見守るうえだ。この三人の関係性が、独特の味わいを醸し出す。

三者三様のキャラが織りなす“人間の自然音”

  • 氏原:神経質で理屈っぽい。キャバクラやSex好きという俗っぽさも隠さず、旅企画にも一貫して否定的、街に、人に、飯にぼやき続ける。そんな彼の言動は「The人間」むき出しであるから面白く、根の良さがあるから?心地良い。
  • サカモト:異常なほど前向きで、周囲が止めても突っ走る。行動力と浅はかさが紙一重のムードメーカーにしてトラブルメーカー。イケメンにしてそれを超える別角度の魅力を有す「イケメンの向こう側」。
  • うえだ:ディレクター兼カメラ担当にして第三者視点のツッコミ役。企画力と編集力、そして、冷静な観察と的確な例えが、混沌とした現場をエンタメに仕上げる。

それぞれの性格はバラバラ。それが調和している、訳でもない。“計算のない三者関係”がリアルで、妙に居心地がいい。

それは『水曜どうでしょう』のバイブス

このチャンネルの面白さは、旅や企画そのものよりも、人間の「間」や「感情の揺れ」を楽しむ構造にある。

「なんでそんなことするの?」
「また揉めてるな…」
そんな小さな波を、カメラ越しのうえだが見事に拾い上げる。視聴者はまるで“スタッフ席”からその瞬間を覗いているような感覚になる。

かつて『水曜どうでしょう』が見せた「人間の素直さ」や「感情のドキュメント」を、YouTubeという現代のメディアで、新しいそれにしているのが『うじとうえだ』なのだ。

「合理性ネガ」と「狂気性ポジ」が織りなす、味わい深さ

ネガティブな氏原(本人曰く単に合理的)も、
ポジティブすぎるサカモト(狂気的マイペース)も、
どちらも人として誤魔化しがない
そのストレートさが、見ていて気持ちいい。

笑えるだけじゃない。
ちょっと疲れた夜に流しておくと、「こういう素直な人間って、いいな」と思える ── そんな“どうでしょう系癒やし”バイブスの最新版、ここにアリアリー


🎬 おすすめの視聴導線

  • 初見はこの回(↑動画)から。
  • サカモトの暴走 → 氏原のぼやき → うえだの冷静ツッコミ、の三段構成を意識して観るとさらに深い。
  • まずはテキトーになんとなく観るが良し。世界観に引きこまれ、時系列でここに戻るとまた別味で面白い。

■うじとうえだ - Youtube公式チャンネル
https://www.youtube.com/@ujitoueda

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